コロナ感染症により、世の中が変わってまもなく一年が経とうとしています。
しかし、いまだ先を見通すことはできません。
生活も経済も大きく変わってしまいました。事業者である我々も、事業を変えていかなければならなくなってきていると思います。
事業再構築補助金とは?いつからはじまるの?
国の支援が“持続化給付金”のような「困っている人を助ける」から、「頑張る人を支援する」方向に少し軸を移しつつあるように思えます。
先日成立した令和2年度3次補正予算で注目されるのが、「事業再構築補助金」です。
パンフレットには「企業の思い切った事業再構築を支援」とうたい、そして「新分野展開や業態転換・事業・業種転換等の取り組み、(中略)、企業の新たな挑戦を支援します!」とあります。
事業再構築補助金の概要を簡単に紹介します。
- 利⽤想定企業数が55,000社ほど
- 補助額が通常枠で100万〜6000万円
- 補助率は2/3
- 公募開始は2021年3月予定
補助金採択には若干ハードルの高いものかもしれません。
事業の再構築を考えている出来るだけ多くの事業者の方にこの補助金を用いてもらえるように、そして、仮に補助金の対象とならなくとも、事業の再構築の支援を我々はしていきます。
事業計画の参考例とアイデア
経済産業省の事業再構築補助金のパンフレットでは、事業再構築の例が紹介されています。
以下、パンフレットから一部引用して紹介します。
製造業 航空機部品⇒ロボット・医療機部品製造
既存の技術力をこれからが見込める分野にまたは複数の分野に展開小売業 衣類販売 ⇒ネット・サブスクサービス
売り先全国に広げる 売り切りから、月額制にし、継続的な関係に飲食業 レストラン⇒オンラインで持ち帰り対応
新たな顧客層の取り込み
事業再構築補助金のパンフレットにはこのほかにも様々な活用イメージが掲載されています。
“アイデアマン”と言い切れる人は少ないと思います。
何も無い中でいきなりアイデアを考えろと言われても難しいと思いますが、きっかけがあると、改善アイデアや新しい事業構想がが浮かんだりしませんか?
今回のコロナ禍以前から、おそらくほぼすべての事業者において、現在の商品の陳腐化、人口減・少子高齢化や行動様式の変化、一顧客・一商品への依存等々、なんらかの課題を抱えていたかと思います。
未だコロナ禍の真っただ中ではありますが、今こそ課題解決に乗り出していきましょう
鈴木尚剛税理士事務所のWEBセミナーでは、事業再構築のアイデア検討を一緒に行いたいと思います。
また、最新の事業再構築補助金の情報もご案内したいと思います。
是非ご覧ください。