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事業リスクの確認と管理 リスクへの対処方法を検討しましょう

事業リスクの確認と管理 リスクへの対処方法を検討しましょう

個人としては、ほとんどすべての人がと言っていいくらい、生命保険、火災(地震)保険、自動車保険に加入して、万が一降りかかった災難に備えて、損失を軽減する対応を取っているかと思います。
では、皆さんの事業における“万が一”に対する“損失の軽減策”はいかがですか?

ここでは、事業におけるリスクの一例を紹介します。
リスク管理・対処方法の参考にしていただければ幸いです。

事業におけるリスク、どのようなものが考えられますか?

事業リスクの一例を紹介します。
みなさんの事業内容と照らし合わせながら確認してみましょう。

  1. 自社の製品や提供するサービスが顧客に損害を与えてはしまわないか?
  2. 日本に住んでいる限り、地震を考えないわけにはいきません。
  3. 感染症、今や人ごとではない、あらゆる人・事業にとっての脅威です。
  4. 自動車事故のリスクは、個人に限ったものでは無く、事業上も同様です。
  5. 災害から生じる事業停止の可能性もあり得ます。
  6. “線状降水帯”という言葉が昨今聞かれますが、集中豪雨による水害はいたるところで見られています。
  7. 取引先の倒産からの連鎖倒産の恐れ。
  8. 従業員が現場の事故や、こころの病を負って、事業に影響をきたすかもしれません。
  9. ハッカーが企業のコンピューターに侵入し、身代金を要求した事件がありました。

いかがですか?
事業者の方それぞれにリスクの高低があると思います。
もちろんすべてに十分なリスク回避策がとれれば良いのですが、なかなかそうはいかないかと思います。

例えば当事務所では、大雨が降るたびに事務所が浸水してしまわないかドキドキしています。
また、コンピュータで管理している関与先様のデータの漏洩リスクも気になります。

事業リスクの管理と対処方法の検討

上記①〜⑨のうち、⾃分の事業上、重要度の⾼いものから順番を付けてみてください。

そして、順番付けにより評価したそれぞれのリスクについて、重要度が低ければリスクを認識したうえで自社で抱える、重要度が高ければ軽減策をとった上で保険加入するなどの対応を図られてはいかがでしょうか?

ところで、近年激化している中国と⻄側諸国の軋轢から、世界経済に深刻な影響が出るという前提で、自己の事業にどのような支障・悪影響が生じるか、という検討も必要かもしれません。