毎月初の所内研修では、月刊誌「致知」を用いた人間学の勉強会『社内木鶏会』を開催します。掲載された記事についての読書感想文の発表会を行うのですが、仕事や人生について考える大切な機会になっています。
今月掲載されたドトールとタビオの両会長の対談記事は特に良く、何カ所もマーカーを引く箇所があったのですが、その中でも特に『因果倶時』の話は現在の自分にとても響くものでした。
「過去が現在の自分を、現在が将来の自分をつくる」とのことです。
経営のPDCAがまさにそれで、毎月、実行とその振り返りを行うと、過去の行動が現在の自分を作っている、やったこともやっていないことも如実に現れるということを感じているからです。
確定申告期は時間との戦いで、何よりも仕上げること、期限を守ることが最優先され、申告書作成作業に没頭しなければならず、つい視野が狭くなりがちです。もちろんこれも大事なのですが、顔を上げて視野を広く持ち、しっかりとした実行も合わせて行って行かなければならない、と改めて思えるとても素晴らしい記事でした。