「会議」を開くにあたっては、会議の目的を実現するため、守るべき事項・姿勢を定めた「グラウンドルール」を決めていただきます。
60ほどある一覧の中から、会議の参加者に複数候補をあげてもらい、各自発表していただき、その中から会社としてのグラウンドルールを12個ほど皆さんで話し合って選んでいただきます。
どの会社さんも共通して選ばれる傾向があるのは、「積極的に発言する」や「振り返りを大事にする」、「いかにすれば可能かを考える」などです。
やはり、「ダンマリ、やりっぱなし、できない」では会議を開催する意味はないですからね。
一方で、会社さんのこれまでの歴史であったり、現在の状況から選ばれていると思えるものもあります。
例えばA社では、「上席者が会議を支配するのではなく~」や「風通しの良い風土」といったものが選ばれました。
B社では、「意思決定」について複数選ばれ、C社では、「明るい雰囲気づくり」や「対立を恐れず」が、D社では、「思いついたらすぐ発言」や「行動につなげる」などアクションがらみのものが選ばれました。
会社のカラーも見えてこの議論はとても興味深いものとなります。
会議が停滞・紛糾したのなら、一度立ち返りたいところです。