事務所通信

2019年12月号

キャッシュレス還元分の経理処理はどうする?レシートを使った事例紹介

消費税改正より2ヵ月、ニュースでは、キャッシュレス決済が想定以上で還元の予算に追加が必要という記事が掲載されていました。
公式ホームページにはキャッシュレス決済の還付金詐欺にご注意くださいとありました。
キャッシュレス・消費者還元事業の話題は事欠かないようですが、経理面では軽減税率導入による混乱に、さらに拍車をかけているのが、ポイント還元です。

経理面で複雑なポイント還元の処理

国税庁は「事業者の皆さまへ」を出して、「商品等を購入した事業者においては、レシートの表記から『課税仕入れに係る支払対価の額』を判断して差し支えありません。」と案内がありました。

コンビニでのキャッシュレス還元の経理処理

コンビニエンスストアなどでキャッシュレスで支払いをした場合、即時にキャッシュレス還元を受けることになります。

即時充当

経理処理は以下のようになります。

コンビニキャッシュレスの経理内訳

これは、2点の「合計 1,090円」を商品購入の対価としてとらえます。
ですが、実際に支払ったのは1,069円です。
キャッシュレス還元分は、補助金として不課税扱いにして、雑収入に計上する方法です。

雑収入ではなく、「ポイント還元収入」という勘定科目を新たに作っても良いと思います。

ポイントを利用した時の経理処理どうなるの?

次に、ポイントを利用して「値引き」を受けた場合の経理処理を考えてみましょう。

ポイント利用のレシート

ポイント利用時の経理の明細

ポイント利用による値引後の2点の「合計 1,069円」を商品購入の対価としてとらえます。
値引を反映した合計の内訳である「8%タイショウ」と「10%タイショウ」の金額を用いることになります。

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