事務所通信

2019年9月号

消費税増税前にチェック!10%への変更のタイミングは?お客様への対応のまとめ

自社の「納めるべき」消費税の割合はどれくらい?

今月は消費税改正直前対策号です。
10月1日の消費税率変更まで、あと1ヶ月を切りました!

「売上高消費税率」などという言葉はないのですが、御社の売上高の内に占める“納めるべき”消費税の割合はどれくらいでしょうか?

「8%?」これは売上に対する税率です。
“納めるべき消費税”は、既に仕入や経費で支払った消費税を差し引いて計算します。
例えば、税抜売上5000万円の事業者で、消費税の年税額が200万円の場合、「売上高消費税率」は4%となります。

当事務所では6.75%でした。
売上高5000万円だとすると、消費税の年税額が337.5万円ということになります。
当事務所はサービス業ですから主な経費は人件費です。
仕入や経費で支払う消費税があまり生じませんので、比較的高めになります。

なお、10%に税率変更後は、同じ売上高5000万円に対し、8.5%の421.8万円が納税額となり、さらに高くなってしまいます。
皆様におかれましても、是非ご確認ください。

自社サービスの消費税変更のタイミングの確認しましょう

消費税が8%から10%に増税

10%の消費税率となるもの、8%軽減税率となるものを確認しましょう。
また、税率の変更期間をまたぐことになるものはどうなるのか?確認は済みましたでしょうか?

事業形態から税率変更のタイミングをまとめます。

① 卸売業・小売業 ➡ 商品をお客様に引き渡したとき
② 製造業 ➡ 製品を納品時
③ 建設業 ➡ 引き渡しを完了時
④ サービス業 ➡ 役務の提供が完了した時

これらが基本となりますが、自社における実際の具体的な切り替えのタイミングがいつなのかご確認ください。

消費税増税に関してお客様への対応の確認しましょう

消費税変更のタイミングを確認した後は、お客様への対応を確認します。
今回の消費税率改正の直前確認事項を以下にまとめます。

  • 1.売上に8%軽減税率の適用となるものがある場合、相手にそれがはっきりと明示されるようになっているか?
    ➡ 請求書・領収書において明示されるか?
  • 2.レジシステムや販売管理システムへの対応の確認をしたか?
  • 3.価格表示を行っている場合、値札の切り替えのタイミング、表示方法を検討したか。
    ➡ 組み合わせは様々あります (税込・税抜×総額・本体・消費税額)
  • 4.20日締めなどの場合
    ➡10月20日締めの請求書には9月30日までの8%売上、10月1日からの10%売上が区分されている必要が有ります。

お客様への告知は済みましたか?

お客様への対応の確認ができましたら、最後にお客様へのご案内の確認です。

1.口頭でご案内する  2.来店時にご案内する  3.文書でご案内する

告知方法は様々ですが、パンフレットやホームページなどのツールで「8%の税込価格」で表示している場合は、告知と合わせて表示内容を確認しましょう。

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