事務所通信

2018年10月号

うちの会社は大丈夫!? 労働基準監督署とは?調査内容を把握しましょう

毎月11月は、全国の労働基準監督署調査のキャンペーン期間です。
もし、あなたの会社に調査があった時の対応はできていますか?
近年では、労働時間の管理や長時間労働への指導がとても厳しくなっています。

労働基準監督署とは?調査内容は?
もう一度確認しておきましょう。

チェックポイント


労働基準監督暑調査とは?

労働基準監督署調査とは、労働基準法、労働安全衛生法、労働災害補償保険法 において法令違反がないように取り締まる調査です。
都道府県を管轄する労働基準監督署から調査依頼があり、近年ではこの調査が厳格化されている傾向にあります。

調査内容が厳格化されている理由

最近の報道で見聞きする「働き方改革」の影響が調査を厳格化させています。

  1. ①時間管理が適正か
  2. ②月の残業時間が80時間、100時間を超えている従業員がいないか
  3. ③残業代が適正に清算されているか

など、長時間労働に関わる内容が重点的にチェックされます。
これらの内容で是正を受けた場合、勤怠状況が改善されるまで毎月、出勤簿・賃金台帳を提出する対応が必要になります。

労働基準監督署の調査

労働基準監督署の調査は2つに分かれます。

(1)定期検査
計画的に実施される調査で、原則立ち入り調査は行われず、事業所の担当者が労働基準監督署に出向きます。

(2)臨時検査
従業員からの申告(内部告発)により実施されます。
また、重大な労災事故が発生したり、従業員から労災申請が行われた時に行われる調査です。

調査では事実関係の裏付けのために立ち入り検査が行われます。
また、申告内容に基づき労働基準監督署に呼び出されることもあります。

違反があれば是正勧告や指導を受けることになります。
指導に従わないなど改善が見られない場合、厚生労働省のホームページに掲載されたり、書類送検ということもあります。

実務対応で注意すべきこと

  • ・立ち入り調査があった時はその場で受けず、事前準備を行ってから対応すること
  • ・是正報告が遅れる場合、その連絡をすること
  • ・監督官からの質問には、そのことのみ回答すること
  • ・専門家との打ち合わせを事前に行い、指摘事項を把握し対策を打っておくこと

これらの対応を事前に行うことが大切です。

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