事務所通信

2017年7月号

会社のコピー機 リースと購入 どちらがいいの?

有償でモノをかりるといえば、「レンタル」が浮かびますか、それとも「チャーター」でしょうか?
レンタルと言えば、ビデオが真っ先に浮かぶと思いますが、建設用具などを含め、「一時的に・短期間、借りて返す」ものがイメージされると思います。
一方、チャーターと言いますと、ハイヤーや飛行機のチャーターのように「貸切で丸ごとかりる」イメージではないでしょうか?
「リース」はいかがでしょう?
リースというとコピー機など「長期間ずっとかりる」イメージではないでしょうか。よくお客様から、リースするのと買うのとどちらが良いか聞かれます。改めてその類似点、相違点を検討しました。
(以下、一般的な“資産の所有権が借り手に移転しないリース”のお話です)

リースはモノをかりているのではない?

コピー機以外にも、ビジネスホンや車、工場の機械や小売店のショーケースなど様々なものにリースが用いられています。
リースは、リース会社が直接お金を貸すのではなく、借り手が欲しい物を代わりに購入して、それを賃貸しますが、返却されることを前提としておらず、解約ができません。
一見、物を借りているようですが、レンタルとは異なり、実はリースはお金を借りているのだという意識を強く持ってもらいたいと思います。
ですから、リース料の支払いが終わらないうちに新しいリースを組むということは、借金を返し切らないうちに、新たな借金を背負ったという意識が必要です。

物を自社で購入した場合、固定資産として定められた計算方法により算出された“減価償却費”が経費として計上され、実際の支出額(返済額)と異なるためわかりにくく、会計事務所としても説明に苦労します。
一方、リースは、感覚と大変フィットします。リースの場合、支払った金額がそのまま経費となるからです。
また、自社で購入した場合の方が、トータルでは割安なはずなのに、固定資産税など、いちいち経費を支払うため負担感が生じます。
これに対し、リース料には、固定資産税だけでなく、リース会社の儲けなどが含まれている分、割高なはずなのですが、「毎月定額」が、負担感を感じさせないのです。

リースと様々な取得方法との類似点と相違点

リースと、割賦購入、借入購入、現金購入の類似点・相違点をまとめました。

類似点・相違点のまとめ
取得方法 リース 割賦購入 借入購入 現金購入
所有権 貸し手の
リース会社
売り手が
所有権留保
買い手
要担保等
買い手
支払い リース料
支払い
割賦代金
支払い
借入金返済 購入時
一括払い
経費
計上額
支払い
リース料
減価償却
計算
減価償却
計算
減価償却
計算
手数料等
コスト
リース料に
含む
割賦金額に
含む
支払利息 なし
固定資産税 リース料に
含む
自己負担 自己負担 自己負担

疑問点などございましたら、鈴木尚剛税理士事務所までお気軽にお問合せください。

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